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貝のおもひで

ビョウブガイ(福岡県産)

毎日陽が沈むまで泥だらけになりながら浜辺を歩いていた少年時代

少年は歳を重ね今でも海辺で遊んでいる。

新しい貝殻を見つけては夢中になれる

真理の大海は、すべてが未発見のまま、

目の前に広がっているというのに。

●ビョウブガイとの出会い●

子供の頃、学校行事で

北九州市『門司少年自然の家』と言うところに行った。

目の前は海で、私には楽しい場所だ。

そこにはビョウブガイなる非常に珍しい貝があるという事を自然の家の展示から知った

自由時間、すぐに海に出る。

その特徴的な形状からすぐに見つかった。

決して綺麗な貝と言うわけではないが、

探す事に夢中になっていた。

少年自然の家から帰宅後も

何度も何度も周防灘にで通った。

自宅から何十キロも離れている周防灘にで通った。

何時しか少年は展示品と同数くらいのビョウブガイを手に入れていた。

●ビョウブガイ分布域●

日本では周防灘,響灘,玄界灘,天草沿岸の内湾域に分布するが,2000年代以降,生息が確実に確認されているのは熊本県天草市羊角湾(吉崎・山下,2005)のみである

2005年以降

生貝の確認がなされていない。

物言わぬ貝は

静かに

物言わぬまま

消滅する時を迎えようとしている。

もう何ともならないのだろう。

提供>私の集めていたビョウブガイは数も多かったのですが、身内の方々(創価学会)に処分されもう手元には一つもありません。

この標本は親切な方お送り頂いたものです。